チェスの田楽刺し!ピン(ピン・アップ)

チェスにおけるピン(ピン・アップ)とは、直線で動ける駒であるクイーン、ルーク、ビショップのいずれかで相手の二駒を串で指すかのごとく狙う攻撃方法のことで、その二駒のうち後ろ側(間接的に狙われている駒)の方が価値が高い場合ピン、前側(直接狙われている駒)の方が価値が高い場合がスキュアと呼ばれます。この二つは駒の動き方ではなく駒の配置状態の名前となります。

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ピンの効果

ピンは直接相手の駒をテイクすることを狙うというよりは、ピンの名の通り相手の駒を”ピン止め”することを主な目的とします。ピンされた駒は動けない、もしくは動いてしまうと後ろ側にある価値の高い駒を取られてしまうため実質その場から動けず、働かない駒となってしまいます。これは状況にもよりますが大抵はピンした側のアドバンテージとなります。

ピンの種類

ピンは大きく分けて絶対ピン(absolute pin)相対ピン(relative pin)の2種類に大別されます。

絶対ピン

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ピンにより間接的に狙われている駒がキングの場合を絶対ピンと言います。この場合直接狙われている前側の駒が動いてしまうと後ろにいるキングが取られてしまうため”絶対”に動けません。

将棋でもよく出てくる手筋で、将棋を指される方なら一度は経験がある下図もチェス用語ではピンにあたります。

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この図では玉の斜め前の歩が角でピンされているため桂馬を取れない状態です。後ろに玉や飛車がいる場合に香車で角をピンした場合は田楽刺しと呼ばれますがそれ以外の場合は将棋用語にはこの状態を表す言葉は無いようです。

相対ピン

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ピンにより間接的に狙われている駒がキング以外の場合を相対ピンと言います。絶対ピンとは違い直接狙われている前の駒は動くことができますが、動いてしまった場合は後ろの駒を取られてしまいます。

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