【AI解析】歴代最強のチェスチャンピオン上位5人【カールセンは何位?】

チェスには歴史上最強と言われるプレイヤーが何人もいます。

現代最強のマグヌス・カールセン、15年以上世界チャンプだったガルリ・カスパロフ、映画にまでなる伝説のグランドマスターであるボビー・フィッシャーなどです。

ただ同じ時代に生きていない、全盛期がずれているといった理由から、彼らの強さを比べることは非常に難しいことです。

しかしコンピューターが進化した今、時代が違うプレイヤー同士の強さを比べ、さらにより正確なレーティングを算出することができるようになったのです。

これにより史上最強のプレイヤーは誰かとの問いに、理屈をつけて答えを出すことができるようになりました。



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強さの比較方法と換算レート

この記事は以下のリンク先の記事を参考にしています。

外部リンク:Who Was The Best World Chess Champion In History? – Chess.com

各選手の強さの比較には、コンピューターを用いた棋譜解析を行い、そこからコンピュータによって求められたレーティング(換算レーティング、以下換算R)を出します。

そして換算Rの順に並べれば、歴代チャンピオンの強さのランキングがわかるわけです。

仕組みとしては、平均悪手と呼ばれる指標とレーティングには強い相関性があることが研究で分かっており、そこからこの換算Rを計算することができます。

詳しくはこちらの記事を参照してください。

関連ページ:【AIの答え】将棋で歴代最強は羽生善治

上のリンクの内容は将棋の記事ですが、やっていることは今回のチェスと同じです。

歴代チェスプレーヤーランキング

注意点として、ここでの「換算レート」はコンピューターが棋譜解析から計算したレート、「最高レート」は実際にFIDEで記録に残っている個人の最高レートです。

また各選手の国名は、現在の国名です。カスパロフ氏は旧ソ連、現在のアゼルバイジャンの出身ですが、国籍はロシアなのでロシアとします。フィッシャー氏もアメリカとしています。

1位 換算R2961 マグヌス・カールセン(ノルウェー)

性別:男性

出生年:1990年

換算R:2961

最高レート:2882

世界チャンピオン期間:2013年~現在(継続中)

2位 換算R2868 ウラジミール・クラムニク(ロシア)

性別:男性

出生年:1975年

換算R:2868

最高レート:2812

世界チャンピオン期間:2000~2007年

3位 換算R2816 ガルリ・カスパロフ(ロシア)

性別:男性

出生年:1963年

換算R:2816

最高レート:2851

世界チャンピオン期間:1985~2000年

4位 換算R2775 ボビー・フィッシャー(アメリカ)

性別:男性

出生年:1943年

換算R:2775

最高レート:2785

世界チャンピオン期間:1972~1975年

備考:本名はロバート・フィッシャー。ボビーは愛称。

5位 換算R2759 ヴィスワナータン・アナンド(インド)

性別:男性

出生年:1969年

換算R:2759

最高レート:2765

世界チャンピオン期間:2000年、2007~2013年

まとめ

結果は現在の世界チャンピオンのマグヌス・カールセン氏がトップとなりました。

カールセン氏は世界チャンピオンになる前から歴史上最強では?と噂されていましたが、コンピューターによってそれを裏付ける結果となりました。

そして注目すべきは、2位のクラムニク氏と3位のカスパロフ氏です。

実際に記録されたレートではカスパロフ氏の方が上でしたが、棋譜解析からはクラムニク氏の方が上との判断がされました。

その理由はクラムニク氏がカスパロフ氏との直接対決に強かったせいだとか、アグレッシブさよりもリスクを取らない棋風だからだとかいろいろ考えられますが、コンピューターはクラムニク氏の方を高く評価したとの結果しかわかりません。

補足ですが、時代が進むほど研究は進むので、基本的には後の時代の選手の方が全体的に強くなる傾向にあります。

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