Chess.comと並んで有名なlichess.orgというサイトについて解説します。
日本人が使うオンラインのチェス対局サイトとして多いのがChess.comとlichess.orgの二つです。
なぜこれらが人気かというと、どちらも世界中にユーザー数が多くいるのでいつでも対局できるのに加え、日本語に対応しているため子供から英語の苦手な大人まで誰でも利用しやすいからです。
ではlichess.orgというのはどのようなサイトなのでしょうか?
このページでは大まかな使い方を解説いたします。
lichess.orgとは
概要
lichess.orgはChess.comに次いで世界で2番目に利用者の多いチェスサイトです。
運営は非営利団体で、寄付のみによって成り立っているため、すべての機能を無料で利用できる上に広告などはありません。
そのためサイトの作りなどはかなりシンプルです。
できること
利用者ができる主な利用方法は以下の通りです。
- 対局(対人戦)
- 対局(対CPU)
- 棋譜解析
- タクティクス問題
- ルールの勉強
- 他者の対局を観戦
- ライブ配信
- コーチを探す(コーチに支払うコーチ料はかかる)
他にも機能はたくさんありますが、基本的に利用するのは上記のようなものになると思います。
サイトの作りもトップページは対局するために訪れる人用に1クリックでマッチングができるようになっています。
Chess.comとの違い
最大のチェスサイトであるChess.comとlichess.orgを比べた場合、以下の点が異なります。
- Chess.comは一部有料(対局は何局でも無料でできる)
- お金をかけている分、Chess.comの方が機能は多い
- とりあえず対局するだけならlichess.orgの方が楽
- どちらでも対局相手には困らない(特殊ルール除く)
- lichess.orgの方がレートが高く出るので少し気分がいい
- マグヌス・カールセンはlichess.org派(ID:DrNykterstein)
- ヒカル・ナカムラはChess.com派(ID:Hikaru)
lichess.orgで対局する方法
lichess.orgでの対局方法についてです。
ここではPC画面で説明しますが、スマホからでも表示自体はほぼ同じです。
- lichess.orgを開きます。
- 上記画像のように持ち時間が表示されるので、対局したいルールをタップします。
- 対戦相手が見つかるまで待ちます。
- マッチングしたら自動的に対局が開始します。
以上で対局を開始できます。
AIと対戦したい場合には「AIと対局する」を選べば大丈夫です。
ちなみに会員登録しなくても対局できますが、会員登録することでレートによって自分の実力に近い相手と対局できるようになりますので、会員登録しての利用の方がオススメです。
関連ページ:Chess.comの使い方【まとめ記事】