チェスの総合サイトChess.comでオープニングを勉強する方法についてです。
Chess.comはオンライン対局サイトとして有名ですが、オープニングやタクティクスの勉強もできるコンテンツが充実しています。
これらは対局からだけでは得られない知識の幅を増やしたりといった使い方ができます。
その中でもオープニングのデータベースには、Chess.comでの対局だけでなくオフラインでのグランドマスターの対局のデータも入っているので非常に勉強になります。
Chess.comでオープニングを見る手順
オープニングのページを開く
以下のリンクをタップし、オープニング一覧ページを表示します。
外部リンク:序盤先方と定跡手順 | Chess.com
トップページからは「(メニュー)→ 学ぶ → オープニング」の順にタップすれば行くことができます。
オープニング名 or 初手 をタップ
以下の図はパソコンから見た場合の画面です。
盤面とオープニング名が表示されている領域(左領域)と、白の初手が表示されている領域(右領域)とがあります。
自分が見たいオープニング名が左領域にある場合には該当のオープニング名を、無い場合には右領域から該当する初手をタップします。

説明を読んで次の手を選択
該当オープニングのページが表示されます。
盤面にはそのオープニングの基本形が表示されており、その下の方には英語ですがそのオープニングに関する説明があります。
Prosは良い点(メリット)、Consは悪い点(デメリット)です。
以下のシシリアンディフェンスの例では、メリットとして(黒番不利な)ゲームのバランスを崩せる、黒番が攻撃のチャンスを得れる、(黒番が)勝つためであれば素晴らしいオープニングと書かれており、デメリットには白番はシシリアンを避けては通れない、(黒番目線)メインラインだと白番に攻撃のチャンスが訪れる、定跡が多すぎると書かれています。

基本形の次の一手をタップするとまた次の一手の候補が表示されるので、気になる手順をどんどん追ってみましょう。
ちなみに無料会員は一定回数手順を追うとそれ以降を見れなくなります。
制限なくオープニングの勉強をしたい場合にはアップグレードを行いましょう。一番安い月額260円のゴールド会員になれば制限がなくなります。
関連ページ:Chess.comで有料会員登録する方法とメリット
オープニングの基礎の勉強
前述のようにそれぞれのオープニングについての勉強以前に、オープニングの考え方について勉強するのであれば以下のページが適しています。
外部リンク:Opening Principle | Chess.com
オープニングの考え方を順を追って学ぶことができます。
ただし英語のコンテンツしかないので、英語がどうしても無理だという場合には、当サイトの記事に同じような内容をまとめていますのでそちらを参照してみてください。
関連ページ:定跡・定石